フレンディの改造(内装) |
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本革ハンドルカバー装着
直接、手で触れるハンドルは手触りがいいことはもちろん、確実な操作のためにも滑りにくいことが必要だと思う。個人的には本革が好きなので、しっかりと固定のできるカバーを装着した。購入価格は、近くのカー用品店で1000円程度だった。きちんと装着するのには結構手間がかかった。以下、装着手順を・・。
ハンドルに合わせ、テープで仮止め。革には何箇所かつなぎめがあるので、左右バランスよくなるように。今回はビニルテープを使用したが、粘着力のあまり強くないマスキングテープ等を使用したほうが良いと思う。テープを剥がす時に、表面がやられてしまうから。
付属の針に糸を通し、革を伸ばしながら縫っていく。周囲から徐々に革を引き寄せ、しわにならず、かつ合わせ目に隙間が出来ないようにするのが一苦労。指先がかなり疲れる。あと、糸ばかりを強く引っ張ると、穴が拡がってみっともなくなってしまう・・・。
どうしても合わせ目がぴったりつかない場所は、お湯作戦実施。正しいやり方かどうかはわからないが、部分的に革が伸びやすくなった。もちろん、火傷をしないよう注意しましょう。隙間の出来やすいスポーク部まわりは、薄い両面テープを張り込んで対応。
やっと完成。手が疲れてかなり痛くなった。しかしながら、ぴったりと装着できた。手触りもよく、汗をかいても滑りにくくなった。グリップが少し太くなり、なんとなくしっかり感もでてきたようだ。
本革シートカバー装着
前車(ルーチェ)の感覚が忘れられず、フレンディのシートを「本革化」することにした。ベースとしたのは、ルーチェから取り外してきたフロントシート(運転席・助手席)。シートレールからそっくり入れ替えられるかと淡い期待を抱いていたが、当然無理。分解して部分的に組み合わせていく必要がある。
家の部屋に置いておいたシート。すわり心地は良いが、場所を取ってかなり邪魔らしい。そして重たい。作業に夢中となり、工程の写真を1枚も撮ることなく完成してしまった。
完成写真。シート座面はまあまあだが、背もたれは少したるみ気味。フレンディのシートは、あまり横幅を取れない。逆に解釈すれば、ルーチェのシートは大きかったんだな。 本革にしてからのメリット・・水分がすぐにはしみこまないので、雨、雪などには便利。すぐにふき取れる。リクライニングを倒して、車内を移動するときには、滑りやすくなるので、移動が容易になる。特に後ろの列から運転席に滑り込むときは楽になった(ノーマルの布シートは洋服とのグリップが非常にあったので)。なお、運転中に体がずれてしまうなどの悪影響が出ることは無い。 欠点は、冬場など表面がひやっと冷たくなってしまうことかな・・。
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