自動車メンテナンス

ミニバンワールドフレンディ−自動車趣味− タイトル

 

バッテリー点検

 

 バッテリーは、自動車の構成部品の中でも重要な役割を担っている。これがなければ、エンジン始動もままならない。走行中も、ライト類、エンジン制御機器類、その他電装品を正常に作動させる役割がある。よって、バッテリーの点検は重要だ。以下、簡単に点検方法を説明する。なお、バッテリーの寿命は使い方にもよるが概ね2〜3年といったところか。ケースによっては、1〜5年くらいの幅が出てくることもある。また、セルモーターの廻りが悪くなったり、バッテリー液の減りが早かったときなどは寿命末期の可能性が高いので点検の上、必要なら交換すべきだ(AT車の場合、押し掛けすらできないので立ち往生となりやすい)。

 

バッテリー液面(レベル)点検

 

 まずは外観点検から。本体にひびが入っていないか、液が漏れていないか、取り付け状態が良いか確認する。その上で液面の点検。バッテリー側面にある基準(赤い線:UPPER LEVELと青い線:LOWER LEVEL)の間にあるか確認する。

 

バッテリー液の補充(キャップ外す)

 

 液が減っている場合は精製水(バッテリー補充液)を補充する。蓋は指先、またはコインなどを利用して回転させ緩める。中の液体は硫酸を含むので、直接手や周囲に付けぬよう充分気をつける。

 

バッテリー補充液(精製水)

 

 この補充液はホームセンター等で安く手に入る(写真は1.8Lで100円だった)。なお、UPPER LEVELを超えて入れすぎないように注意。

 

バッテリー電圧測定

 

 テスターがあれば、電圧を測ってみる。だいたい、12.6V以上あれば良いと思われる。なおエンジン回転中(充電中)は、14.4V位を指すだろう。測定中のショートなどに注意。

 

バッテリー液比重計

 

 バッテリー液の比重の測定には、写真で示すような比重計を用いる。大きめのスポイドのような構造で、中にバッテリー液を吸い込み、内蔵されている測定子(浮きのようなもの)がどの部分まで液に沈むかで判断する。

 

比重測定(良好)

 

 上の写真は少し見にくいが、比重が約1.29程度となっている。寒い日だったので、少し高めに出ている。比重値の目安(満充電時)は1.28(20℃)である。だいたい1.25(20℃)以上あれば良いだろう。

 

比重測定(充電要)

 

 この写真では、比重は約1.22程度だ。充電量が不足気味だ。補充電が必要で、補充電しても比重が回復しないようなら交換を考える時期だろう。なお、比重は温度によって変化する。温度が高くなると比重は小さく、温度が低くなると大きくなる。

 比重の評価は基本的に、液温が20℃の条件にて行う。この、換算後の比重をS(20℃)とすると換算式は、

 S(20℃)=S(t℃)+0.0007(t−20)

 ここで、S(t℃)は、液温t℃のときの比重の測定値である。

 例えば、液温が30度のときの比重の測定値が1.25だったとすると、

 S(20℃)=1.25+0.0007(30−20)

       =1.257

となる。

 

 

インデックスに戻る