自動車メンテナンス

ミニバンワールドフレンディ−自動車趣味− タイトル

 

タイロッドエンドボールジョイントブーツ交換(フレンディ編)

 

 ボールジョイントブーツ交換については以前にも紹介しているが、このたび、フレンディで交換を実施したので、以下に紹介する。なお、ブーツの役割は、ボールジョイントを砂や水などの異物から守ることだ。

 

タイヤを外す

 

 車体をジャッキで持ち上げ、リジッドラックで固定し、エアーインパクトレンチでタイヤを外す。エアーツールは楽ちんで作業がはかどる。

 

ブーツの状態

 

 ボールジョイントダストブーツの状態。折り曲がった部分にひびが入っている。グリスのはみ出しはないので、ぎりぎりセーフだった。

 

新品のブーツ

 

 近くのマツダディーラーで調達した、新品のブーツ。価格は2個で千円ちょっと。念のため、現在ついているものとサイズなどが同じかどうかチェックしておく。

 

溝付きナットと割ピン

 

 まず、赤丸に示した、溝付きナット部の割ピンをラジオペンチなどを用いて撤去する。この割ピンは再使用しないので、あらかじめ新品を用意しておく必要がある。

 

溝付きナットをゆるめる

 

 割ピンが抜けたら、メガネレンチなどを用いて溝付きナットを緩める。このあと、特殊工具を利用してテーパー勘合を外す(ナットを取り外しても、この部分は簡単に外れない)ため、ナットは残しておく。

 

ボールジョイントの切り離し

 

 特殊工具(タイロッドエンドセパレータ)をボールジョイントにはめ込む。鋼鉄製の洗濯バサミのようなもので、右側のネジを締めこむことによって、ボルトの頭を押し出すものだ。じりじりと締めこんでいくと、「バカッ」という音とともにテーパー部が外れる。

 

離れたジョイント

 

 ボールジョイント部を引き離すと、こんな感じになる。ボールジョイントがあまりにゆるゆるだと交換の必要があるため、手でゆすって確認をしておく。

 

ブーツの除去

 

 ブーツを取り外した状態。結構きつくはまり込んでいるので、マイナスドライバー等を利用し、少しずつ外していく。

 

グリスの注入

 

 古いグリスを綺麗に拭き取り、新しいグリスを注入。砂などの異物を付着させないよう注意。そしてよくなじませておく。その後、新しいブーツをかぶせる。

 

ブーツの取り付け

 

 新しいブーツをはめ込むには力が必要。本来は、ブーツのリング部と同サイズのパイプ(あるいはソケットのコマなど)を利用し押し込むのだが、今回はちょうどいい物がなく、ウォーターポンププライヤーではめ込んだ。ブーツのキズ防止のため、先端にビニルテープを巻いている。焦らず徐々にはめ込んでいくのがコツ。

 

ボールジョイントの組み立て

 

 ジョイントを元に戻す。工具などでキズをつけてしまった部分は、錆防止のためシャーシブラックなどで塗装をしておく。溝付きナットを取り付け、溝と穴の位置を合わせる。

 

割ピン

 

 新品の割ピンを準備。ホームセンターなどでも手に入るが、メーカーの純正品が無難だろう(今回は手持ちの在庫品を使用した)。

 

完成

 

 割ピンをしっかりと折り曲げて完成。これでこの部分はあと7〜8年くらいは大丈夫かな・・・。特殊工具(タイロッドエンドセパレータ)さえあれば、比較的簡単に交換できると思う。

 

 

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